姉の氾濫〜佐久沙いつき
12⁄9 コメントし直し。(亜無さんのコメント後ですが)
先日、PULLTOPで開催されていた、『藝術展覧コンクール』に提出した絵です。
■テーマ
小さいいつきが『姉』で溢れていく様子と、『弟』に任命(?)された颯太がテーマで。
公約のビジュアル化(?)を試みてみました。
お爺ちゃんが倒れてるのは、お札とか関係なくて、物理ダメージによるものです。
彼は…、真実に殉ずる者。
…てか、視えるのは分かりますが、触れるんでしょうか??
別の意味で色々とヤバゲです。透明人間(?)だし、不死身だし。
■コンクール
趣旨(何が求められてるのか?)が良く分からなくて、ギリギリまで悩みました。
ネタで行くか、絵画で行くか、デザインで行くか?
あと、ストーリーに合わせた内容にするか? シュールな路線で行くか?
結局答えが出ず、その中間(?)で行く事に。
まあ、盛り上がると良いんですけどね。
■下書き
こんなです。↓
http://summer.kokage.cc/pulltop/junk/g1206.jpg
原寸描画です。
一般には、大きいサイズで描いて縮小する方法が好まれるようですが、
自分は理由あって、この方法を好んで使ってます。
■絵
女の子、男の子、動物、お爺ちゃん etc.と色々描きたいものを描き入れてます。
そして、無理やり調和。
少しごちゃごちゃし過ぎた点と、背景に時間をかけ過ぎて、
肝心のいつきが手薄になってしまったのは、失敗でした。
■背景
神社は、以前撮影した写真を大きさの目安として使ってます。
http://summer.kokage.cc/pulltop/junk/g1209_jinja.jpg
土蔵、樹木、その他は、時間が無かったので、全部想像で描いてます。
■技法
主に、水彩+油性色鉛筆+鉛筆の技法を、シミュレートしてます。
(不完全ですが)
■構図
構図は何パターンか考えましたが、
下から見上げる構図(アオリ)では、ありふれた絵になってしまい、
二点透視にすると、今の技量では人物が静物っぽくなってしまうので、
(前に、ポッカ、ツクヨミちゃんで実証済み)
ここは敢えて、一見平凡な正面視点の一点透視と言う方法を選んでます。
■今後の課題
今回の件で、色々と技術不足を痛感しました。
背景をもう少し手早くかつ、正確に描き込めるようになりたい。
…真面目過ぎたか?w